20160731

ポケモンGOの危険性について。

ポケモンGOについてフェイスブックに投稿した記事を加筆して掲載します。
"「ポケモンGO」は「監視資本主義」のより大きな文化の一環"
"「何を買ったか、好きなものは何か、そしてとりわけ日頃の行動についての情報を収集・分析している」と指摘"
"「皆さんがどのように行動したがっているのかが把握され、その行動に合わせたモックアップが用意・提供される。いわゆる全体主義というものだ」" (AFPBB 2016.7.22 オリバー・ストーン監督、ポケモンGO現象に「全体主義」を危惧
「ポケモンGO」については、先週あたりから「国家による諜報活動に利用される」「人を集めて自作自演のテロを起こすことができる」など、みなさんさまざまな警鐘を鳴らされていて、「なんやろ、それ?」と思っていたのですが、ようやく少しキャッチアップできてきました。

概要を聞いたところ、スマートフォンのアプリのゲームで、リアルの場所にバーチャルのポケモンがいるという仮想現実がスマートフォンの画面の地図やストリートビュー上に示されて、それをリアルで追いかけて仲間にしていくというものらしいです。

ほかの記事でアプリ上でポケモンが現れた場所にユーザーが群がっている写真なども見ましたが、主従関係が逆になり(本来人が主で物が従のはず)、スマホに使われているゾンビのような人間たちは生気を失っていて気味が悪かったです。まわりのものに不注意になるので、事故にもつながっているそうです。

このオリバー・ストーン監督の発言、アメリカの国家安全保障局(NSA)の元職員エドワード・スノーデン氏(アメリカの諜報活動について内部告発したため、アメリカから指名手配されてロシアに亡命中)をモデルにしたストーン監督の映画についての討論会での発言だったので、それはありえるだろうな、と個人的には思っているのですが、もう少し、ほかの人にも説得力があるように話せる材料をと思い、もう少し調べています。

ロシアでは、議会で「群衆を集めたり特定の情報を拡散したりして、政変を起こす道具として使われる可能性がある」「ポケモンGOが米国の情報機関によって作られた可能性がある」という意見も上がっています(朝日新聞2016.7.22 "ポケモンGOに米国スパイ説? ロシア、配信前から騒動"より)。

「特定の情報を拡散したり」ってこれやん、と思った事例がありました。
自民党本部は「永遠の与党」 ポケモンGO、地図に表示(朝日新聞7.22)
以下の記事によれば、CIAと密接な関係があるとのこと。
クレムリンの調査機関によると、『ポケモンGO』にはユーザー情報の追跡を許可する機能が内蔵されており、非常に危険だとしている。

事実、『ポケモンGO』を開発した「ナイアンティック社」のCEO、ジョン・ハンケは2001年にグーグルマップとグーグルアースの実現に貢献した「キーホール社」を設立した人物だ。

キーホール社」は2004年にグーグルによって買収されたが、もともとこの会社は、CIAが有望なベンチャービジネスへの投資を行うことを目的に2000年に設立したインキュテル社(In-Q-Tel)」の出資で設立された。

さらに「インキュテル社(In-Q-Tel)」は、米国防省の「米国家地球空間情報局(NGA)」の出資でできた会社だ。この機関は、国家の安全保障に必要な地理空間情報の提供をおもな任務にしている。

『ポケモンGO』をジョン・ハンケの会社が開発したという事実を踏まえれば、CIAや「米国家地球空間情報局(NGA)」が、ゲームのユーザーからデータを収集する目的を持っている可能性は無視できないほど高くなってくる
2016.7.31 ロシアが本気で警戒『ポケモンGO』アメリカ陰謀説の意外な真実味=高島康司
類似の情報が以下にもあります。
プーチン:CIAとつながりのあるポケモンGOをロシア国内で禁止に(世界の裏側ニュース:Putin To Ban Pokemon GO From Russia Due To Links To CIA 7月17日【Your News Wire】http://yournewswire.com/putin-to-ban-pokemon-go-from-russia-due-to-links-to-cia/ より翻訳)
ロシアの調査結果ということで、ほかの情報がないため、100%これが真実とは言い切れませんが、いずれにしても気持ち悪いですね。いい大人がゾンビみたいにスマホ片手に、実在のないものを求めて群がる。世も末だと思ってしまいます。 

20160730

社会や政治のことを語ることについて。

SNSを含め、私の投稿はどうしてもトゲが出ているらしい。読んだ人に責められているような感覚を持たせるという。

そう言われて考えたのだけど、責められているような感覚を起こさせるのは、自分にまだ無理をしているところがあるからだと思う。

社会の問題について考え、語る。ひとそれぞれ、見えているものが違うなかで、いろいろな意見があり、自分の意見を語ることで、不快な気持ちを持つ人もいるだろう。いろいろわるいことも思われるかもしれないし、誤解されたりもするかもしれない。SNSの投稿では反応は皆無に近いので、どう思われているのかはわからず、やめたほうがいいのかな、と思うこともある。相方以外に深い話をするのは、そもそも苦手だ。

それでも、今は政治が暗澹たる状況で、そういう恐怖で逃げて、何も言わずにいられる状況ではないと思っている。だから、少し得意でないことを無理してやっているところがある。

自分が無理してやっているから、他者を責めるような気持ちが出てきてしまうのだと思う。正直に言えば、どうしてもっと多くの人が言論の自由を行使しないんだろう?とも思うし、主権者なんだからもっと社会のことを考えるべきだと思うし(私自身、3.11まではずっと無関心だったから偉そうなことはとても言えないが、原発事故や戦争に加担してしまったということへの衝撃も大きかったため、数年遅れてでも気づけてよかったと思っているし、反省からも声を上げ続けようと考えている)、活発に自分が思っていることをリアルでもネットでも語る人がもっと増えることが、民主主義の土台になるとも思っているので、もっと語ってほしいなあという気持ちはある。そういう想いが、やっぱり見え隠れしてしまう。見え隠れというよりか丸見えかもしれない。

そういう本音を上手にカムフラージュして、そっと相手の懐に溶け込んで好感を持たせつつ本音を伝えられるほど、器用ではないし、無理しなくても楽しくできるようになればそういう本音の出方が、みんなもやろうよ、なんでやらないの?みたいな形ではなく、「自分の考えを語って社会を少しでも良い方向に引っ張れるってちょー楽しいよ!」みたいに誘い込むような感じになっていくのかもしれないのだが、前者の芸当を磨くまで待つとか、もっと自分が成長して、人を責めるような感情を全く持たなくなるまで待つとかしていたら、タイムオーバーになってしまうと思う。

もうすでに、日本の民主主義の崩壊は来るところまできている。アメリカと経団連の言いなりと言っても過言ではない政治で、庶民の生活がガタガタだから内需もガタガタで経済もずっと低迷しているし、憲法を無視した違憲立法がまかりとおってしまったし、沖縄の民意も、脱原発を求める多くの国民の声も無視されつづけている。国民主権、平和主義、基本的人権の尊重を謳う憲法が、世界中の人々が何世紀前の憲法だと唖然とするようなものに変わってしまうかもしれない。憲法の改悪に前向きな勢力が衆参両院で改憲発議に必要とされる3分の2以上を占めているのだ。憲法が壊される瀬戸際まで来てしまっている。

だから、自分の芸当や人間性が成長して、他者に対するトゲを出さずに、本音を語り、真実を伝えられるようになるまで待っている時間なんて全くない。

ジャーナリズムがほとんど機能していないし、重要な事実を知らない人はまだまだ多いし、気づいている人たちでもメディアが報じない重要な事実を伝える人もまだまだ少ない。そんななかで、どうやって真実を伝えていくのか? ちょっと勇気を振り絞っても死活問題に関わりのない人間がやるしかない。

私が発言したところで、影響力なんかほとんどないのは重々承知。でも、少しでもあるんだったらやったほうがいいと思っている。実際、変化は少しある。原発はしかたがないと言っていた人が、脱原発を支持するようになったり、自民党の政治資金集めのパーティに行っていた人が自民党の応援を書かなくなり、中国人や韓国人への偏見を諌めるような投稿もするようになった。こういう変化が見られるとうれしい。

それから、政治や社会について真剣に考えて声を上げている人の投稿や話を聞くことが、私もがんばろうという励みになっている。語る人が多くなると、ハードルが下がる。ハードルを下げる一人になれたらいいな、というのもある。

媚を売るような投稿にも腹が立つし、表層しか見えていないのに偉そうに上から目線で書いている人には腹が立つし、事実関係をよく調べずにデマのような情報を流して煽る人も残念に思うけど、それも勉強になる。自分では気がつかない観点から自分を振り返るきっかけも多々ある。

SNSは正直なところ、かなり苦手だけど、今はできることとして思い浮かぶ数少ないことの一つだから、がんばるしかない。国会でがんばっている人たち、デモや座り込みでがんばっている人たちに比べたら、まったく大した苦労ではない。ちょっと疎まれたり、むかつかれたり、怪訝な目で見られたり、友だちをやめられたり、ごくたまにかみ合わない批判を受けたりするくらいのものだ。これは自分との闘いだと思う。

まあでも、無視され続けるのにももうだいぶ慣れてきた(無視されるような書き方なのも自覚しているが、器用でないのでしかたがない)。続けているうちにそのうち、楽にできるようになるのかもしれない。もう少しがんばってみようと思う。トゲが出たままで申し訳ないが。

) 関連記事



20160727

「愚かな民は愚かな代表を選ぶ」

吉本の芸人さんでフリージャーナリストのおしどりマコさんが書かれた以下の記事に「愚かな民は愚かな代表を選ぶ」という言葉がありました。
民主主義って何だ!?少なくともこれじゃない。ゼロから。これから。
7/31投開票の東京都知事選挙における野党共闘のお粗末さなどから、感じられたことを書かれている記事で、私もとても共感しました。宇都宮けんじさんが万全の政策集と仲間たちとともに3度目の立候補を表明されていたので、私は宇都宮けんじさんが東京都知事になってほしいと思っていました。

しかし、野党4党は宇都宮さんでまとまることができず、石田純一さん、古賀茂明さんと二転三転した挙句、ジャーナリストの鳥越俊太郎さんが、参院選の結果を受けて、憲法改悪への危機感から立候補を決められると、知名度が高くて勝てそうだからという理由だと想像しますが、ギリギリになって鳥越俊太郎さんを野党統一候補とする、と密室で決まったというやりとりがすごく腑に落ちなかったのです。

さらに辟易としたのは、野党共闘に一辺倒になっているリベラル派の人々。

宇都宮けんじさんが撤退を表明されるまでにも、選対のスタッフのみなさんにまで野党共闘を推す一般の人々から、誹謗中傷があったと、宇都宮さんは記者会見で語られていました。

それ以外にも、今回の統一候補を決めるプロセスは十分に公正なものとは言えなかったのではないかといった、野党共闘を応援していないとみなされる発言は、ことごとく叩かれまくり、口汚く罵られていたりして、こんなのは、ネトウヨとか、マスメディアに対して言論統制を強めている政府与党とおんなじじゃないか!とすごく残念に思っていました。

宇都宮さんを応援していた人たちのなかには、宇都宮さんが立候補しないことになったことを受けて、小池百合子氏を応援すると言い出す人もいて、短絡的すぎるとがっかりしました。「宇都宮さんが降りる原因をつくった鳥越が憎い、自民党推薦の増田はだめだから、小池」ということなんでしょうが、小池百合子氏は、憲法の改悪に大賛成で、核武装論者、待機児童問題は詰め込みと保育士の待遇を下げることにつながるような規制緩和で解消しようとしている、原発は推進するなど、宇都宮けんじさんの政策とはかなりかけはなれている人です。

記者会見での発言や記事、アンケート回答などを基に上手にまとめてくださっていた方がいましたので、貼っておきますね。



一時的な復讐心ではなく、宇都宮さんが撤退した目的はなんだったのか、都政で実現したいことに一番近い政策をしてくれそうなのはだれなのか、憲法の改悪に歯止めをかけるためにはどの候補が当選すべきなのか、脱原発を実現に近づけるにはだれを都知事にするべきなのか、など、目的をよくよく考えなおして、今回の投票を考えてもらいたいと思います。

念のために言っておきますが、鳥越俊太郎さんについてはわるく思っていません。辺野古基金の共同代表の一人でもあり、脱原発にも取り組まれていますし、都民の声に耳を傾けるという姿勢も、これこそが都知事に求められることだと思うので、鳥越さん自身については特に文句はありません。政治的な手腕があるのかどうか、不安を感じますが、当選させて終わり、ではなく、都民の代表としてみんなで支えて、ブレーンとともにそっちの手腕も磨いていってもらうということができれば、大丈夫なのではないでしょうか。ただ、決め方のプロセスや取り巻きの乱暴な発言にがっかりしていて、もろてをあげて応援する気にはなれません。

おしどりマコさんがさきほどの記事で書かれていた言葉は、ドイツの放射線防護庁の官僚の言葉だそうです。
「市民が学び、考え、動くことが必要」。昨日も書きましたが、主権者である私たち国民の一人ひとりがよく学び、考え、発言したり、意見を交わしたり、行動したりするということは、ふつうにやるべきだと思います。しかし、今回の一件を見ていて、私たちはまだまだそれにはほど遠い状況にあるということだと思いました。

少なくとも、安倍政権をこんなに持続させている日本国民は平均してしまうと愚かな民だと思います。映画監督の想田和弘さんがフェイスブックに「わかりやすく言うと、現在の日本は、トランプが大統領になって、その後も3回も選挙で勝ち続けているような状況ですよ」と書かれていましたが、本当にその通りだと思います。

あのような未曾有の原発事故が起き、解決もまだ見通しが立っていないというのに、原発を推進してきた自民党を大勝させつづけている。憲法違反の安保法制を強行採決によってゴリ押しし、アメリカとともに血を流す政策をとり、さらに憲法をぶち壊そうとしている自民党をまた勝たせている。挙げればキリがありませんが、こんなことはおかしいということに気がついて、わかりやすく語れる人も、声を上げる人もまだまだ少ないし、そもそも、まだ気づいていない人が圧倒的に多い。日本人は現状では残念ながら、かなりまだ愚かな民だと思います。自分も含めて。

日本は民主主義の国だと思っていたけれど、民主主義が崩れかかって初めて、「民主主義ってなんだろう?」と少なくない数の普通の市民が考え始めた。そして、野党がバラバラに候補者を立てていると票が割れてしまって与党に勝つことが極めて難しく、民意が反映されにくいということに気づいた人々が、野党共闘というのを試してみたのが今回の参議院選挙だったと思います。効果がありそうだとわかるとたちまち有頂天になり、猫も杓子も野党共闘、それ以外の意見は黙らせようとする、じつはリベラル派も民主主義を本当には理解していなかったということが明らかになったのが今回の都知事選。そういうことだと思います。

失敗から学び、民主主義って何だろうと考えつづけ、語り合いつづけ、本当の民主主義を築いていく。そういう段階に、今ようやく入ったのではないでしょうか。

20160726

国のことを考えるのは国民全員の権利…というかもっと言えば責務。だって主権者なんだから。

民主主義。国民主権。

国民が主だということは、国民は主権者として、国のこと、社会全体のこと、諸外国との関係のことを真剣に考えていく必要がある。議員だけの責務ではない。

日本は代表を選んで、代表に話し合って、方針を決めてもらうという民主主義のスタイルだ。議員を選ぶことは代弁者を選ぶことであって、あとは丸投げすればいいというものではない。本来そうなのだが、今の日本は、政治のことを考えるのは議員や専門家だけがやるべきことという意識があるように思う。

私は、3.11後しばらくしてから政治について考えるようになった。あまりにも驚くこと、怒りを感じること、変えたいと望むことが多すぎて、まわりにも伝えるようになったが、「意識高い系」扱いを受けたり、プロを目指せばいいとか言われることもある。こんなふうに、政治や社会のことを庶民が考えると変人扱いされる。

ミュージシャンやタレントも国民であることは言うまでもない。しかし、彼らが政治について語ると、散々に叩かれたり、テレビの世界からパージ(追放)されたりする。都知事選に立候補する可能性のあった石田純一さんは、参議院選挙の投票の直前に、憲法の改悪の危険性について記者会見で語ったが、スポンサーから違約金の請求が天文学的な数字になり、事務所からも政治的発言を禁止された。憲法で保障されている言論の自由。こんなにも簡単に奪い去られるものなのか。こんなのっておかしすぎると思う。

なぜ、主権者である国民が国のことを考えて意見を述べるのがこんなに異常なことだとされているのか意味がわからない。主権者なんだから、みんな真剣によく考えて、普段からまわりの人たちと意見を交わして、考えをさらに改良していき、代弁者を選び、選んだ代弁者に意見を伝えていくということは、全くふつうのことのはずだ。もっとみんな主権者として見識を磨き、意見を交わし、政治をよりよく変えていくことに関与したら、自分が望む世界をつくっていけるのに、どうしてその権利を放棄し、それだけでなく、その権利を行使している人の足を引っ張るようなことをするのか。

意見を述べていくなかで、ときには批判を受けることもあるかもしれない。それによって、新しい視点が得られて、さらに見識を高めたり、意見に奥行きができたり、ということもあるし、事実誤認に気づくことができる場合もある。ただ、現状では、ものをよく考えている人ほどものを言わず、無責任に発言ができる人の声が大きすぎるため、反論のための反論でしかなかったり、支離滅裂で何を訴えたいのかわからない場合も多い。それで怯んでしまっては、考えの足りない浅はかな人間ばかりの声が大きくなり、それがメインストリームの意見だと誤認されてしまう。ひるまずに声を上げ続けることが大事だと思う。

なぜ、憲法で知る権利が保障されているのかと言えば、主権者である国民が判断材料を得て、見識を磨き、政治的な意思決定をするためだ。なぜ、憲法で表現の自由が保障されているのかと言えば、そうした判断材料を提示したり、自分の意見を他人と交わすことで、他人に判断材料を与えることができるからだ。なぜこれら2つの権利が保障されているのかといえば、政権がおかしいことをしている場合に、判断材料を得て、他者と意見を交わし、より適切な代表者を選挙で選ぶことによって、政権を改めることができるからだ。

今、憲法の改悪が射程距離に入っている(7/10の参議院選挙の結果、衆参両院で、憲法の改悪に前向きな勢力が、改憲発議に必要な3分の2議席を占めた)。憲法で保障されている国民の権利の意味をしっかりと理解して、使いこなせている人はほとんどいない。もう一度、自分に与えられている権利をよく考えてみるべきときが来ているのだと思う。いくらよいものを与えられても、使い方がわからなければ、猫に小判、豚に真珠といったところだ。この危機を、チャンスに変えて、もう一度、憲法が我々国民に保障している権利と向き合い、その使い方を覚えて、使いこなし、よりよい社会を創っていくことに役立てていってほしいと思う。

20160719

三宅洋平さん meets 安倍昭恵さん、について。

参議院選挙で東京選挙区から無所属で立候補したミュージシャンの三宅洋平さん。私は3年前の参議院選挙で緑の党から比例代表で立候補されたときに、洋平さんのことを知って、対話の姿勢、伝える力、学習の速さ、地球と地球に生きるすべての人間と生き物たちを想う気持ちの強さなど、いろんなところがすごいなぁと思って、とても尊敬しています。

今回の選挙で当選できなかったのは残念でしたが、懐憲阻止勢力で6位を争っていた民進党の小川敏夫さんの当確が出たときには、ボランティアで集まっていた支援者みんなが歓声を上げたりと、自分だけの勝ち負けではない、目的の達成、望む現実の実現のために何が必要かが、共有されているのがすごいなぁと思いました。

安倍政権が狙う壊憲を阻止するために立ち上がった三宅洋平さんが、安倍首相のパートナーの安倍昭恵さんと会ったという情報をフェイスブックで知ってすごくびっくりしました。まずは何も書かないので、ご本人たちの言葉を読んでみてもらって、ご自身の感覚や考えに耳を傾けてみてもらえたらと思います。

【三宅洋平さんの投稿】



【安倍昭恵さんの投稿】


「高江のこと」というのは、選挙が終わった直後に、沖縄の高江では、アメリカ軍のオスプレイヘリパッド建設に反対する市民を排除しようと、機動隊が大量に動員され、ケガ人が出るなど、たいへんなことになっています。市民は美しい森を守りたいだけなのに。

参議院選挙でも現職の大臣を落選させ、野党統一候補の伊波洋一さんが当選して、民意をしっかりとつきつけたというのに。沖縄から選出された国会議員はこれですべて野党勢力になりました。安倍政権のやり方にNOをはっきりとつきつけているのにもかかわらず、権力で無理やり思うがままに森を破壊してアメリカの意向どおりにヘリパッドを建設しようとしているのです。

詳しくは以下の記事をぜひ読んでみてください。
マガジン9:三上智恵の沖縄撮影日記第55回「わずか9時間の歓喜~高江工事再開・民意圧殺の朝~」
東村高江に機動隊500人 辺野古の5倍投入へ(沖縄タイムス2016.7.13)
高江の機動隊投入 「暴力団壊滅と同規模」 自民議席失い、政府強行(琉球新報 2016年7月18日)
話を戻します。

三宅洋平さんが安倍昭恵さんと会ったことについて、私はこれだけ立場の違う人間が直接会って言葉を交わし、対話の糸口を開いたということは、すごいことだと思ったのですが、「権力側に三宅が取り入られた」とか「寝返った」、昭恵氏は安倍政権のむちゃくちゃの「ガス抜きをするプロパガンダツール」、「高江に行きましょうって言えなかったなんて」などなど、いろいろな批判が轟々で、三宅さんは叩かれまくっています。

心ない罵倒や口汚い批判がいろいろあって見ていて悲しかったし、的を得ていそうな憶測もあって、全然意見の違う人同士がこうやって会って話せるってすごいことだと思ってる自分は無邪気すぎるんだろうかと思ったりもしました。でも、やっぱり、ここまで立場や意見の違いを持ったままで直接会って言葉を交わすってやっぱり、本当に今までなかったことで、おもしろい時代に入ってきていると思いました。

立場や考え方が違うからこそ、意見や思いを伝え合うことが大事だし、立場の違いや批判を恐れずに物を言い合うことが民主主義の基本なのではないかと思いました。そうしないと似た意見の人たちとばっかりいて何も変わらないし、むしろ退化していくのではないでしょうか。批判を受けて、さらにブラッシュアップして、お互いに理解しあい、納得のいく着地点を見つけていくことが大事だと思います。選挙で勝つことだけが民主主義ではないし、多数決だけが民主主義ではない。

それに、怒りを向けるべきは、高江の問題をはじめ、原発や憲法の改悪など、さまざまな問題の元凶である今の政府と、対米従属の官僚、アメリカの軍部などなのに、どうしてその解決に向けて思いつく限りの手立てを講じている仲間を、自分と変わらない一市民をボコボコにいじめるのだろうか? 怒りの矛先を向ける相手が間違っているのではないだろうか? その怒りをきちんと、政府やきちんと報じないマスコミ、官僚やアメリカの軍部に向けたらいいのではないだろうか? 良識を持つ人々は、怖くて意見が言えなくなって沈黙している。こういう状況を見ていて私は悲しくなりました。

三宅洋平さんは、もともと、相手を敵にするのではなくて、対話のテーブルにつきたい、と話されていたので、私にとってはそんなに目くじらを立てることではありませんでした。洋平さんならそうするだろうな、と思っていました。ただ、政治家として考えるとどうか、という視点は私には全く欠けていたのですが、映画監督の想田和弘さんが今回の会い方はマイナスの影響が大きかったという見方をされているのを見て、確かにそうだと勉強になりました。


とくになるほどと思ったのが以下の部分です。
また、安倍昭恵がこれまで、本人がそれを狙っているのかどうかはともかく、こわもての安倍政権のガス抜き的な機能を担ってきたことは疑いようもない。今回の会合によって誰が政治的に得をするのかといえば、「反対者」に対する懐の深さを示すことができる安倍昭恵、いや、その配偶者である安倍晋三である。
政治というのは、大多数の理解の少ない人々にどのような印象を与えるのか、も重要なので、こういうところまで考えないといけないということなんだと思いました。

表現の自由は、まさにこのためにあるのだと実感しました。いろいろな人たちが、いろいろなことを言っているのを判断材料にして、自分の考えを形作っていく。想田監督の見解を読んだ後、じっくり考えてみて、今回はやっぱり、これでよかったんじゃないかな思いました。

理由は、今回の出来事で、三宅さんの話していることをしっかり理解している人たちとそうでない人たちがはっきり示されたので、三宅さんの考え方をもっときちんと伝えていく必要があることもわかりました。それに、敵対せずに対話をするという姿勢、これを示すことができたこともよかったと思います。意見の近い人だけと固まって、「そうだよね」「あいつら何もわかってないよな」と言い合ってばかりの人が多いので、全然違う意見の人たちが、意見は違っても人としては仲良くなれて、気軽に話ができる、という新しい在り方を示せたのではないかと思います。

また、ヒーローを待っている限りは、世の中は変わらないと私は思っているのですが、三宅洋平さんのようなちょっと危なっかしい政治的リーダーであれば、まわりがしっかりして、助言をしたり、情報を提供したり、自ら行動したり、というふうになっていって、主体的に動いて協力できる人が増えていくのではないかと思います。だれかすごい人になんとかしてくれ、というのでは何も変わらないと思うので。三宅さんは学習能力が高いので、今回のことでも多くのことを学んで、政治家としての自分というのをさらに意識して、適切な行動をされるのではないかなと思っています。こういう予想もつかないことをされるのが魅力でもあるので、そうなったらさみしくもありますが。

20160718

東京都知事選、候補者に関する情報提供

7/14公示、7/31投票の東京都知事選に立候補している主要候補者についての情報で、特に知っておいてもらったほうがいいんじゃないのかな、というところを書いておきます。

投票率が100%になったら、誰が当選するか予想がつかないところですが、だいたい半分くらいしか行かないという状況では、自民党公認の増田寛也氏か、自民党の小池百合子氏、野党統一候補の鳥越俊太郎氏の3人のいずれかが当選する確率が高いので、こちらの3人を中心にさせてもらいます。

【自民党公認・増田寛也氏】
*借金2倍
・岩手県知事時代、自民党政治に乗っかり、大型開発、公共事業をどんどん進め、岩手県に12年間で1兆4000億円という莫大な借金をつくった。知事就任前の2倍。
(参照:http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/185172/1
・岩手県知事時代、1年間で100日以上も県外・海外出張へ(ファーストクラスを利用)。
増田氏も県知事時代に飛行機に乗る際はファーストクラスを利用していた。

増田氏は県知事時代、議会での答弁で自身の年間の出張日数について、「県外出張が81日、県内出張が66日、それから海外出張が24日」と明かしている。つまり、1年のうち171日も出張で不在だった(参照:http://biz-journal.jp/2016/07/post_15915.html
*原発利権の疑い
・東京電力の社外取締役(2014.6~2016.7.8)。都知事選立候補のため(推測だけど慌てて)辞任。
(参照:http://www.asahi.com/articles/ASJ7F5K14J7FULFA02G.html
・取締役を選ぶ「指名委員会」の委員長に就いたほどで、他の5人の社外取締役(年間6200万円)より多額の報酬を受け取っていた可能性も高い
(参照:http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/185775/2
・原子力損害賠償・廃炉廃炉等支援機構の運営委員(FoEジャパンの満田氏の説明によると「東電に、税金やら電気料金やらを流し込み、事故責任をうやむやにしたしまうための、例の魔法のしくみ」「東電への資金を、政府からの資金や私たちの電気料金で肩代わりする仕組み」)

【自民党・小池百合子氏】
*壊憲推進、戦争賛成
・「日本会議(※)国会議員懇談会」で副幹事長を務めたことがある
・憲法9条改悪を中心にした「自主憲法制定」を一貫して主張
・憲法の改悪に賛成「憲法問題は自民党で議論されている流れでいい(=自民党改憲草案でOKということ)」(7/13日本記者クラブでの会見)
・閣僚の立場で8月15日の靖国参拝も繰り返した

*沖縄いじめ
・「沖縄のマスコミとアラブのマスコミは似ている。反米。反イスラエルでそれ以外はでてこない」と発言(2006年沖縄担当相時代)
・第1次安倍政権時代:首相補佐官や女性初の防衛相として沖縄に米軍基地を押し付ける基地再編・強化の先鋒役を担う

*社会福祉を削減し、軍事費にまわすべきという考え
・社会保障予算削減路線を「堅持すべきだ」と主張(自民党総裁選に立候補時)
・衆院本会議で軍事費の増額や武器輸出三原則の見直し、改憲論議の始動などを求める(自民党の野党時代)
・10年以上前から「集団的自衛権の解釈変更は国会の審議の場において、時の総理が『解釈を変えました』と叫べばよい」(『Voice』2003年4月号)などと言い放っている
・2003年11月の衆院選で「日本の核武装構想について」の候補者アンケート(3択)に「国際情勢によっては検討すべきだ」と回答(「毎日」同年11月11日付)
※日本会議とは:"安倍政権の“黒幕”と噂される右派団体"(以下の説明を拝借)
安倍政権の黒幕!? 右派団体「日本会議」とは何か その起源から動員力の秘密まで | わき道をゆく~魚住昭の誌上デモ | 現代ビジネス

*ヘイト団体との関係
・2010年に在特会(過激なヘイトスピーチで有名)で講演。記者会見で関係を問われると、表情をこわばらせてきっぱりごまかす。
(参照:http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/185408
(講演会詳細:http://www.zaitokukai.info/modules/piCal/?event_id=0000000559

*待機児童問題への対処は?
・待機児童の解消は保育所の規制緩和によって実施(→子どもが危険にさらされる…)
(参照:<都政3つの課題 主要候補の政策は>(上) 待機児童の解消策(東京新聞2016.7.17)
小池氏は「(保育所の)広さ制限を緩和し、規制を全体的に見直すべきだ」と、園児の安全に関わる規制を緩和して劣悪な「詰め込み」を推進する安倍政権の緊急対策そのままの主張を行いました
(参照:http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-07-16/2016071604_01_1.html
記者会見を聞いていて、「ダイバーシティ」を推進と謳うんだけど、具体的に指している人たちの中に、外国人とLGBTQsが入っていないのが気になったのですが、国家主義的な考え方のせいかもしれないと思いました。小池氏は記者会見を聞いていると、ユヌス氏とか、エコハウスとか、キーワードでは一見リベラルに思えるような発言が多いので、いわゆるリベラルの人たちでも小池氏支持の人を見かけていて、非常に危険だと思っています。

【野党統一候補・鳥越俊太郎氏】
・根っからの社会派ジャーナリスト(市民目線で数々のスクープ。桶川女子大生ストーカー殺人事件」の調査報道で2001年に日本記者クラブ賞を受賞
新基地反対のための辺野古基金の共同代表
安保法制に反対する国会前デモにも参加
・憲法の改悪に反対。反安倍政権を原動力に立候補している

鳥越さんについては、増田氏や小池氏にあるような、ヘイト問題や原発利権、税金の無駄遣い、戦争推進などに関してはありませんが、急に立候補が決まったため、極めて準備不足の感が否めず、都政のことをよく知らないように見えます。このお三方の中で選ぶとしたら、私は間違いなく鳥越さんを選びますが、当選させるまでだけではなく、当選された後も、都民がしっかりサポートしないと、うまく操られてしまう危険性があると思っています。

今回、野党統一候補者を決めるプロセスが非常に不透明で、本当に都政のことを熟知して都民のことに想いをはせてきた宇都宮健児さんが、都民に政策を早めに提示して判断材料を与えるためにということも考えて、早めに立候補を表明されていたにもかかわらず、後からぎりぎりに決まった野党統一候補のほうが勝てそうだからと(政策もないのに)、選挙で勝つために降りろという圧力をかけられ、選対メンバーにも誹謗中傷などの嫌がらせがあったということで、こんなの民主主義じゃないと感じました。こういう卑劣な行為ではなく、それぞれの支持者も含め、お互いに納得のいくプロセスで候補者を選ぶべきだと思います。

この件に関して、フリージャーナリストで芸人のおしどりマコさんの所感もものすごくうんうんとうなづきながら読みました。
民主主義って何だ!?少なくともこれじゃない。ゼロから。これから。
鳥越さんは宇都宮さんとの会談で、「築地市場の移転中断や外環道建設の見直し、アメリカ軍横田基地のオスプレイ配備反対などの政策を、鳥越氏が基本的に受け入れると表明した」そうですが、ようやく公開された政策集を見ると、築地移転の中止と外環道建設の見直し、横田基地のオスプレイ配備反対が含まれていません。野党4党のなかで反対している政党があるのでしょうか。この3つについても、今後、きちんと協議を重ねて、どういう形にしていくのかをはっきりさせてほしいと思いました。

あと、この方も注目しています。タダ働きを売りにしているところが理解できないので応援できないのですが(滅私奉公をヨシとする封建時代みたいだし、ブラック企業を暗に推進しているようなものだから)、田中龍作さんによると、都政の暗部を知り尽くした男らしいです。

【都知事選】 上杉隆候補 「五輪・森喜朗タブー」に踏み込む

最後に、映画監督で、民主主義をずっと見つめてこられた想田和弘さんの言葉に共感したのでご紹介して終わります。


)関連記事
宇都宮けんじさん、都知事選への立候補とりやめまでの経緯などを整理しました。野党共闘の課題が浮き彫りになったと思う。

20160716

少しずつ、日常へ

参議院選挙も終わり、参議院選挙の投開票日と同じ10日が締め切りだった仕事も無事に終わり、少しほっと一息しています。

6月に漬けた梅に、赤紫蘇もようやく入れました。今年は畑でこぼれ種でわさわさ育っている赤紫蘇で十分な量がとれました。塩で揉んで、軽くしぼってから、梅酢に泳がせてばらばらと並べました。いい色になっています。

たまりにたまっていた穴あき靴下や、ほつれたり、やぶけたりした相方のもんぺとサルエルパンツをちくちく。あっという間にたまります・・・。靴下が買えないわけではないのですが(服を買う余裕はないが)、大事に直して使ったほうが、ゴミも減るし、資源も大事に使えるし、環境にいいのでそうしています。あと、ちくちくするのが楽しいのもある。

今回の選挙で自分の選挙区で立候補していたたなべさんの演説を聞いて、初めて知ったことですが、安倍政権になってから、とられるものは増えて、もらえるものは減り、働き方も不安定になって、実質賃金も減少(5%目減りしたらしい)。貯金が底を尽きた世帯が過去最高の35%になったといいます。

それで、日本のGDP(経済成長を測る指標でおなじみですね。どのくらいのものやサービスが消費されたかを示す指標)の約6割が個人消費、つまり、私たちの買い物なんだそうです。でも、消費にまわすお金がないから、買いたいものがあっても買えなくて、安倍政権以降、個人消費が2014年、2015年と、戦後初めて2年連続で減少しているんだそう。

だまされ続ける国民が多ければ、政治は変わらないでしょうから、政治状況がどんどん悪くなっても、生き抜けるようにと、お金を使わずに楽しく生きていく方法を、いろいろと身につけては来ましたが、やっぱり、国保税が上がったりとか、消費税が上がったりとか、逃げても、逃げても、どんどん追いつめられてます。おまけに憲法まで変わってしまったら、個人としての尊厳はなくなり、平和主義もなくなり、、、国外逃亡するか??と思うこともあります。

自然派の人は、お金のかからない暮らしを極めて、政治なんかに頼らずに生きていけるから大丈夫と考えている人も多いようですが、やっぱり、逃げ続けていても、追い詰められる一方なので、政治にも真剣に向き合っていかないといけないんじゃないかと思います。

20160714

宇都宮けんじさん、都知事選への立候補とりやめまでの経緯などを整理しました。野党共闘の課題が浮き彫りになったと思う。

今日から東京都知事選挙が始まっていますね。

昨日の夜、東京都知事選挙に立候補を表明していた宇都宮健児さんが、立候補をとりやめる決断をくだされました。マスコミの報道では、正しく情報が伝わっていないという声を多数目にしましたので、ツイッターの広報アカウントよりコメントを引用します。
https://twitter.com/utsukenpress
=========
2016年7月13日、宇都宮けんじの、出馬取り下げに関するコメントを、連続ツイートいたします。

1)宇都宮健児です。本日、私は、明日告示される東京都知事選への出馬を取り下げる判断をいたしました。私は過去2回にわたり、首都東京のあり方を大胆に刷新することをめざし、「希望のまち東京」を掲げて、若い仲間たちや多くの支援者とともに、東京都知事選に挑戦してまいりました。

2)いまも残念に思うことは、自分が次点に終わったということより、都民の生活を一番に考えるべき都知事が、カネの問題で短期間で辞任する、そんなことが二度も繰り返されたという異常な事態でした。

3)今回、私は、今こそクリーンな東京を、無駄遣いをやめて、都民のために、東京に希望を取り戻すために税金を使う、そんな「当たり前」を実現したいという思いから、先日、3度目の都知事選に挑もうと決意し、皆様にも政策をお示しし、走り始めたところでした。

4)私はこの選挙を、これまでの都知事選挙においてもそうでしたが、さまざまな社会問題の存在を知らせ、その解決をともに考え、討論する場所であると考えております。それを通じて政策をともに考え、新しい自治をつくっていく場であると思います。

5)決して知名度優先の人気投票であってはいけないと思っていました。しかしながら、昨日になって野党の方々が他の候補者を立てられたことにより、その社会運動を担っている方々の間にも、非常に悩ましい、対立的な状況が生まれかねないこととなりました。

6)一方で、今回の都知事選挙は、保守の候補者が分裂しているという状況にあり、都政をより都民の生活にやさしいものへと転換していく、千載一遇の機会でもあります。

7)鳥越さんと昨日と本日、二度お会いして、その立候補へのお考えなどをうかがい、政策的にも私たちの政策を参考にされていくとのこともうかがいました。三度目の選挙を市民の力でたたかうという、私たちの選対への敬意の念も感じられました。

8)そこで私は、大局的な観点から考え、今回の選挙戦からは撤退という判断をすることといたしました。今回の選挙に向けて、私を支援してくださり、支持を寄せてくださっていた多くの都民の方々に、心よりお礼とお詫びを申し上げます。

9)もとより、この東京を、より人にやさしい、希望の持てるまちへと変革していく、そのための運動をあきらめるわけではありません。むしろ逆です。さらに運動を前進させるための苦渋の決断です。どうぞご理解をお願い致します。

10) 今回、わたしは立候補を取り下げることにいたしましたが、今後も、私はこれまでどおり、多くの市民・都民の「困った」という声に現場から向き合い、仲間たちとともに都政を監視し、都政を変えていく取り組みを進めてまいります。宇都宮健児

〈追記〉
宇都宮さん本人のアカウントに追記がありました。
マスコミへ苦言も。選挙は、もっと公開討論を。前回はそれをやらなかったから、人気投票になって舛添さんを誕生させてしまった。
(これに関しては、国政選挙も含めていつもそうだと思います。今回も投票日まで期間が短いので、人気投票になってしまう可能性が高かったと思います)
==================
宇都宮さんのチームのみなさんも、のぼりもポスターもチラシも用意されていましたし、本当に苦渋の選択だったと思います。私自身も、どうして、宇都宮さんで野党がまとまれなかったのかと非常に残念です。今回、石田純一さんが立候補かと思いきや、古賀茂明さんに立候補を要請したというニュースが入り、一夜開けると鳥越俊太郎さんになっているという、候補者選びに迷走した民進党の今回の動きには、本当にあきれました。

鳥越さんの記者会見も見ましたが、政策もこれからとおっしゃるし、都政のことがあまりわかっていらっしゃらない様子で、正直に言って、今のままではいいように操られてしまわないか、とても不安に思いました。宇都宮さんとしっかり協力して、早急に見識を磨いていただきたいし、政策をきちんと協議してお互いにとって納得できる形に落とし込んで、都民のための政治を実現してもらいたいです。政治には宇都宮さんのようなタフな交渉力が必要です。しっかりタッグを組んでいただけたらと願っています。そして、絶対に当選してもらいたいです。鳥越さんも、野党4党も、この責任は重いです。

ついでながら、この経緯なんですが、宇都宮さんがまたわがままで出る、とか、野党共闘の空気を読め、というような一方的な投稿を多数見ました。こういうことを好き勝手に言う人に限って、本人のコメントに基づいていません。こういうところで、本当にその人の思考力と心のレベルがまざまざとわかってしまうもの。

宇都宮さんは、舛添氏の辞任がわかった後、6月15日に立候補の意向を問われたIWJのインタビューで次のように語られていました。
――前回、前々回に続いて、今回の都知事選へ宇都宮弁護士が出馬する可能性はあるのでしょうか?
宇都宮氏「いろんな方から要請を受けているし、いろんな方と相談もしています。舛添さんと選挙を闘ったときには、『希望のまち東京をつくる会』という団体をつくって、そこを中心に闘いました。選挙が終わった後も解散せずに、都政について勉強したり、都議会の傍聴運動をやったり、(韓国)ソウル市の視察や沖縄の辺野古に行くなど、活動を続けてきました。そういう人たちからは要請を受けています。
 ただ、今回は、7月10日には参議院選挙が行われますし、『市民連合』と野党4党との政策協定もできています。野党共闘や安保法制反対の運動をしてきた人たち、そういう運動の流れの中で、都知事選も闘えるような態勢ができたらいいなと考えて、今いろんな人と相談しているところなんですね。50日しかありませんので、急ピッチでやらなければいけません」
宇都宮さんは、政策をきちんと都民に提示して、十分に考える時間を持ってもらわないといけないと常々おっしゃられていました。野党統一候補がなかなか決まらないなかで、公示日の7月14日が迫る。このままでは都民が考える時間がなくなるという危惧から、立候補を表明されたのだと想像します。
宇都宮さんは野党との協力を申し入れていたそうですが、民進党が古賀氏に立候補を要請したり、ということから考えて、民進党がうんと言わなかったんだと推測します。これもあくまでも私の憶測ですが、民進党の中には自民党に考えの近い有力者もいるし、支持母体に電事総連もあるので、脱原発で、弁護士だけに弁も立つ宇都宮さんでは、党内の合意が得られなかったのかもしれません。

古賀氏は宇都宮さんと話し合ってから、と述べて、宇都宮さんも前々から、野党統一候補が出てくるのであれば、話し合いがしたいとおっしゃっていたので、話し合いが実現するかと思いきや、鳥越俊太郎さんで4野党がまとまったというニュース。古賀さんもいい迷惑だったでしょう・・・。

そのニュースを受けて、宇都宮さんは、鳥越俊太郎さんに話し合いを申し入れ、12日に会い、立候補についての想いなどを確認されたそうです。宇都宮さんは政策を手渡して、政策の合意が得られるのかどうか、話してから、今後の連携の形も含め、一本化が可能かどうかを話しあいましょうと、そういう流れになっていたようです。
 会見後、鳥越氏は、このたび3度目の都知事選出馬表明をした宇都宮健児氏と会談。原発廃止、築地市場移転作業の中断、奨学金制度の拡充、新国立劇場の見直しなど、具体的な政策を掲げる宇都宮氏は、会談後のぶら下がり会見で、自身の出馬取り下げの可能性については「選対のメンバーなど多くの方々が納得できる形にする」と述べつつも、具体的な政策をまだもたない鳥越氏に自身の政策をまとめた紙を「参考にして」と渡したことを明かした
 政策顧問のような形で、宇都宮氏が鳥越氏の協力に回る可能性についてIWJ記者が質問すると、宇都宮氏は「選挙を準備した仲間と話して決めたい。密室で物事を決めたくない。都民の皆さんにも納得していただける決断をしたい。現時点で鳥越さんから要請はありません」と解答した。
 宇都宮氏は、野党4党が政策協定について密室で会談を行い、オープンにしていないことを非難。「もし鳥越氏と政策協定を結ぶようなことになったら、都民にはオープンにしたい」と語った。
(IWJ:【速報!】”ニュースの職人”鳥越俊太郎氏が東京都知事選挙に立候補表明!「憲法改正ということが射程に入ってきたことが参院選の結果を見てわかった」~宇都宮健児氏との調整は!? 2016.7.12

その後、共同記者会見の場などで話すことはありましたが、タイムリミットが迫る中で、宇都宮さんと応援を決めていたスタッフのみなさんとでよく話し合われて、大局を見極めて、上記のような立候補取りやめの表明となったのだと想像します。野党共闘の際のプロセスは、国民にしっかりオープンにしておく必要があると私は思います。

この件については、もっと詳しい方が的確なコメントをされていて、私の考えもこちらに近いので、引用します。






野党共闘に効果があることは参院選で示されました。次に野党共闘の課題が、今回の都知事選で明るみになったと思います。この教訓を活かして、さらにグレードアップしていってほしいと思います。

20160713

2016年参議院選挙を振り返って

今回の選挙ではさまざまなドラマがありました。

今回は初めて選挙事務所にも行ってみました。なんとなく、選挙事務所って殺伐とした怖いところのイメージがあったんですが、行ってみたら部室みたいなわいわいした感じでした。公選はがきのあて名書きを何枚かお手伝いさせてもらい、選挙へ行こうの呼びかけパレードに参加。「ごはん、食べてってくださいね」と親切にしていただいて、カレーとうどんの夕飯(実費として100~150円で投げ銭)をその場にいたみんなで食べました。

同じ席に座っていたおっちゃんが、おもしろい話をずーっとしてくれてたんですが、後になって議員さんだったとわかりました(しかもわりと地位の高い)。政治家ってものすごく遠い存在だったけど、こんなふつうにしゃべれるもんなんやと思ったし、改めて、政治家って言っても自分と変わらない普通の一人の人間なんだよなぁと思いました。

20160712

2016年参議院選、感想と振り返り

2016年参議院選、感想と振り返りを書いておきたいと思います。

まず、結果からお話ししますと、憲法の改悪に前向きな勢力が3分の2議席を超えましたが、改憲4党では追加公認1議席を入れてぴったり3分の2(77議席)、自民党の単独過半数には1議席足りませんでした。野党共闘がなかったらと思うと本当にぞっとします。野党共闘の実現のために、政党にお願いしてまわってくれたSEALDsのみなさんには本当に感謝しています。

SEALDsのまとめ、「事実上の延長戦」とは言い得て妙です。わかりやすいのでぜひこちらも読んでみてください。
2016年参院選のまとめ | SEALDs POST
今回の選挙は、憲法の改悪を阻止するために、これまではばらばらに候補者を立ててきた4野党(民進党・共産党・社民党・生活の党と山本太郎と仲間たち)が、今回は初めて、野党共闘という形で、統一候補を立てた歴史的な選挙でした。

残念ながら、憲法の改悪が争点であることは、ひた隠しにされ、テレビでも新聞でも矮小化されていたため、有権者には憲法が危機に瀕していることがほとんど伝わらず、高知新聞の調査では、8割以上が「3分の2」の意味を知らなかったそうです。選挙が終わった途端、こうですよ。
日本の国民のみなさんは、何回この手にひっかかったらわかるんでしょうか。投票率はあいかわらず50%台。前回からは微増したそうですが、戦後4番目に低い54.7%でした。

テレビも新聞もちゃんと事実が伝わるように伝えてないからでしょうが、「平和が好き。私は保守だから自民党」とおっしゃるおばあちゃまも。でも、保守だから自民党って完全に思考停止だと思います。今の自民党は保守ではなく、やっていることは破壊ばかりです。TPPで国民皆保険制度と農業を破壊、派遣法改悪で働き方を破壊、今はこっそり憲法を破壊しようとしている…枚挙に暇がありません。

マスコミは選挙が終わってから、選挙前にやるべきことを放送している。池上さんの特番もいいツッコミだけど、それ、選挙前にやらなきゃだめでしょ。この点、弁護士の太田啓子さんがソフトに的確に書いてくださっているので、引用します。


マスコミには今後も期待はできないので、個人がメディアになって伝えていく努力をしていかなければと改めて思っています。憲法改悪のための国民投票が早ければ1年後には来るだろうという予測もあります。落ち込んでいる暇はありません。少しでも多くの人に、自民党の憲法改正草案のひどさを伝えて、懐憲を阻止する努力をしていきたいです。

今回の選挙結果でよかったことは…

  • 比例代表で生活の党と山本太郎と仲間たちの青木愛さんが当選(政党要件を満たし、これからも山本太郎さんの国会質問が見られる)
  • 社民党の福島みずほさんが当選
  • ヘイト問題にずっと取り組まれてきた民進党・有田芳生さんが当選
  • 野党統一候補が秋田を除く東北5県で当選
  • 福島と沖縄で、野党統一候補が現職大臣を抑えて当選
  • 共産党が改選3→6議席に倍増

かなぁと。

野党統一候補が大差で当選しているのは沖縄と福島くらいで、一番苦しめられているところです。沖縄は基地問題、福島は東電の原発と放射能の問題。ここまで差し迫って追い詰められないとわからないんだろうかと、他の県の投票率や結果を見ていると非常に暗澹たる気持ちがします。

どうしたら、無関心な人に関心を持ってもらえるのか、いろいろ探っていきたいと思います。自分も、ものすごく無関心な人間だったんだけど、事実を知ったら、もう無関心ではいられなくなりました。そういうきっかけさえあれば、ほとんどの人は動くと思うんだけどなぁ。

20160709

憲法の改悪を阻止するために。おすすめ候補者一覧。

だいぶ間があいてしまってごめんなさい。憲法改悪の阻止がかかった大事な選挙なので、フェイスブックのほうを熱心に更新していました。いよいよ、明日、投票日ですね。フェイスブックに今日投稿した以下、こちらにも転載します。

ブログ見てるよって言ってくれたことのある方は、秋田、宮城、福島、東京、愛知、兵庫、大阪だと思うので、ピックアップして先に書いておきます。

秋田は松浦ダイゴさん(大接戦)、宮城は桜井充さん(ちょっとリード)、福島は増子輝彦さん、東京は三宅洋平さんか小川敏夫さん、愛知はすやま初美さんか伊藤たかえさん、兵庫は水岡俊一さん、大阪はわたなべ結さんが、護憲派です。

***
憲法がヤバイのはわかったけど、「でもだれに投票すればいいのかわからない!」と絶望されるころも。知らない人も多いのかも。SEALDs POSTから、一人区(一人だけ当選する選挙区)の一覧を載せます。コピペしていただいて構いませんので、必要な人に教えてあげてほしいです。複数区(北海道・茨城・千葉・埼玉・東京・神奈川・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫・広島・福岡)は後ほど書きます。リンク先には、候補者の写真と情報サイトがまとまっています。
==========
【一人区(一人だけ当選する選挙区)】
http://sealdspost.com/archives/2369 より。

《東北ブロック》
1【青森】:たなぶ・まさよ(田名部 匡代)<民進党>
2【岩手】:木戸口 英司(きどぐち・えいじ)<生活の党>
3【宮城】:桜井 充(さくらい・みつる)<民進党>
4【秋田】:松浦 大悟(まつうら・だいご)<民進党>
5【山形】:舟山 やすえ(ふなやま・やすえ)<無所属>
6【福島】:増子 輝彦(ましこ・てるひこ)<民進党>
Page 2→http://sealdspost.com/archives/2369/2

《関東ブロック》
7【栃木】: たのべ・たかお(田野辺 隆男)<無所属>
8【群馬】:堀越 けいにん(ほりこし・けいにん)<民進党>
《北陸甲信越ブロック》
9【新潟】:森 ゆうこ(もり・ゆうこ)<無所属>
10【富山】:道用 えつ子(どうよう・えつこ)<無所属>
11【石川】:しばた 未来(しばた・みき)<無所属>
12【福井】:横山 たつひろ(よこやま・たつひろ)<無所属>
13【山梨】:宮沢 ゆか(みやざわ・ゆか)<民進党>
14【長野】:杉尾 ひでや(すぎお・ひでや)<民進党>
《東海ブロック》
15【岐阜】:小見山 よしはる(こみやま・よしはる)<民進党>
16【三重】:芝 ひろかず(しば・ひろかず)<民進党>
《近畿ブロック》
17【滋賀】:林 久美子(はやし・くみこ)<民進党>
18【奈良】:前川 きよしげ(まえかわ きよしげ)<民進党>
19【和歌山】:ゆら 登信(ゆら・たかのぶ)<無所属>
Page 3→http://sealdspost.com/archives/2369/3

《中国・四国ブロック》
20【鳥取・島根】: 福嶋 浩彦(ふくしま・ひろひこ)<無所属>
21【岡山】:黒石 健太郎(くろいし・けんたろう)<民進党>
22【山口】:こうけつ厚(こうけつ・あつし)<無所属>
23【徳島・高知】:大西 そう(おおにし そう)<無所属>
24【香川】:たなべ 健一(たなべ・けんいち)<共産党>
25【愛媛】:永江 孝子(ながえ・たかこ)<無所属>
《九州ブロック》
26【佐賀】:中村 てつじ(なかむら・てつじ)<民進党>
27【長崎】:西岡 秀子(にしおか・ひでこ)<民進党>
28【熊本】:あべ 広美(あべ・ひろみ)<無所属>
29【大分】:足立 信也(あだち・しんや)<民進党>
30【宮崎】:よみやま 洋司(よみやま・ようじ)<無所属>
31【鹿児島】:下町 かずみ(しもまち・かずみ)<無所属>
32《沖縄》:イハ 洋一(いは・よういち)<無所属>
Page 4→http://sealdspost.com/archives/2369/4

【複数区】
分析、自信ないので、現状で押し上げられば行けそうという情報を私が把握しているところのみ(※)です。ごめんなさい。2人のところはあいうえお順です(当選しそうな順ではありません)。
*情報は以下より:
▶SEALDs POST 3分の2議席の鍵を握る候補者17人!
http://sealdspost.com/archives/4049

◯埼玉3人区 伊藤岳さん(共産)
http://ito-gaku.jp/

◯東京(6人区):
小川敏夫さん(民進)(※)
http://www.ogawatoshio.com/
三宅洋平さん(無所属)
http://miyake-yohei.com/
*三宅さんの「票増し」の力で、おおさか維新と自民党の候補の票を削って、2人とも当選できる可能性があるそうです。この2人を押し上げれば、6議席中4議席を壊憲阻止派にできます。
https://www.facebook.com/garei.zamamiya/posts/1069124103181189
※蓮舫さん(民進)と山添さん(共産)は当選圏内にほぼ入っているようです
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/185153

◯神奈川4人区 
あさか由香さん(共産)
http://asakayuka.net/
真山勇一さん(民進)
http://mayamayuichi.jp/

◯愛知4人区 
伊藤たかえさん(民進)
http://itoutakae.info/
すやま初美さん(共産)
http://suyama-hatsumi.jp/

◯大阪4人区 
わたなべ結さん(共産)
http://www.watanabeyui.net/

◯兵庫3人区 
水岡俊一さん(民進)
https://www.mizuoka.net/

◯福岡(3人区)
しばた雅子さん(共産党)
*3位を公明党候補と争っているとのこと:
https://www.facebook.com/murakamisatoko2013/posts/613600325469263

※これ以外の地域(北海道・茨城・千葉・静岡・京都・広島)は
、民進党・社民党・日本共産党の候補者の中から選んでいただけたらと思います。戦略的な投票をしたい方は、新聞各紙の情勢分析を一覧表にまとめてくださっているはるさんのブログが参考になります。
*「はるのしっぽ選挙分析ノート」:http://harunosippo.blog.fc2.com/blog-entry-74.html
基本的に新聞各紙の分析は、投票率50%前後の場合の予想だと思うので、投票率が上がれば全然違ったものになります。