20140115

ゼロサム

【旧暦12月15日 月齢 14.7 小寒 雉始雊(きじはじめてなく)】

頂上を目指したけれど、途中までしか登れなかった。
100人仲間を探したけれど、一人しか見つからなかった。
優勝したかったけれど、入賞どまりだった。

がっかりすること? それは失敗?

一合目まででも登れたなら進歩。
きれいな景色、凛とした草木、優しい花も見ていたはず。

一人から二人になれたなら進歩。一人のときより心強い。

優勝できなくったって、記録が少しでも伸びたなら進歩だし、
そうじゃないとしても、自分よりすごい人たちと競えたことは自分を強くする。

0か100かじゃつまらない。起こっているポジティブな変化が、0.00001でもあるなら、それを喜んで、大切にして、大きく育てていけばいい。結果が100じゃないからって、そこでやめたら、それで終わりだ。楽しみながら、だんだんと目指すところへ近づけばいい。そのほうが前に進める。