20180116

写真撮影のマナーについて。撮られたくない人は撮りたい人にどう伝えるのがよいのか

金沢へ行ったとき、近江町市場に少し寄った。事前にもらってあった金沢のまち歩きマップに「写真撮影はお店の人に許可をとるべし」と書かれていて、金沢には写真嫌いの人が多いのかもと思った。私も自分の顔やものの写真を撮られて無断でSNSなどに投稿されるのは嫌いなので、その気持ちはよくわかる。

近江町市場に行ったら、「市場で買ってはいけないものが1つだけあります。それはひんしゅくです」「写真を撮るときはお店の人に許可を得ましょう」といったようなコピーが書かれたポスターが通路に置かれていた。加えて、カメラに赤でバツが付けられたマーク、それから「NO PHOTO!」のマークが激しく並んでいた。やっぱり金沢の人は写真を撮られるのが相当嫌なのかと思った。

20180106

ウーマンラッシュアワーの漫才のこと

社会の問題を語るとき、まじめにするとうまくいかない。しらけられたり、「げ、難しい話来たぞ」と身構えられたり、ケンカにもなりかねない。建設的な議論にはユーモアや笑いの要素が必要だと思う。しかし、社会の問題がこれだけあるというのに、日本のお笑いでは社会の問題を語る人が少ない。

風刺も笑いの一つの形式だが、日本のお笑いのネタではほとんどお目にかからない。音楽の世界や映画の世界には言いたいことを表現するアーティストが出てきているが、お笑いの世界にそういうアーティストがいないのはさみしい。とくにテレビなど、マスメディアでは、政権やスポンサー企業に都合のわるい話は避けられる傾向にあることはわかる。それでも気骨のある芸人さんは登場しないものなのだろうか。

そう思っていた矢先、ウーマンラッシュアワーというお笑いコンビがフジテレビの「The MANZAI」という番組で社会問題を語ったネタを披露してくれたことを、映画監督の想田和弘さんのツイッター投稿で知った。

20171226

サーロー節子さんのノーベル平和賞受賞スピーチを聴いて

核兵器廃絶国際キャンペーン「ICAN」(International Campaign to Abolish Nuclear weaponsの略)がノーベル平和賞を受賞し、活動をともにしてきたサーロー節子さんが受賞スピーチをした。サーロー節子さんは、広島県で13歳のときに原子爆弾に被爆し、どうにか生き延びた後、核兵器の廃絶運動に尽力されてきた。原子爆弾が落ちて生き延びるまでの体験についてもスピーチの中で語られている。

私はサーロー節子さんのスピーチのことを、ICAN国際運営委員の川崎哲さんのツイッターで知った。本当に素晴らしくて、心を動かされた。つらい経験、暴力を正当化する世界という悲しい現実を語りながらも、希望に満ちた力強いスピーチだった。映像でも観客は総立ちでスタンディングオベーションを送り、涙をする人もいた。ぜひご覧いただきたい。

20171219

同性婚合法化をめぐるオーストラリアの国民投票の記事を読んで

先月、同性婚の合法化を支持するかどうかの国民投票の結果についてのニュースを読んだ。オーストラリアでは投票した人のうちの61%が同性婚の合法化に賛成、38%が反対という結果になったそうだ(投票率は79.5%)。

オーストラリア国民投票、同性婚の合法化を支持 CNN 2017.11.15
https://www.cnn.co.jp/world/35110416.html

賛成が多数派を占めたので、合法化に向けて政府が動き出すということで安堵する反面、「4割近くも反対なの?」と残念にも思った。誰を好きになるかなんて人の勝手だし、お互いに幸せだったらそれで問題ないのに、「結婚していいですよ」なんて全くの他人に許可をもらう必要があるんだろうか。

20171212

企業による古着回収、本当にリサイクルされているのだろうか

リユースやリサイクルを目的にした衣類の回収をするアパレルメーカーも増えてきた。お店では商品を安くたくさん売り、たくさん買ったお客さんにはたくさん捨ててもらってまたたくさん買ってもらうという、消費を加速することに重きを置くファストファッションでは、大量の衣類がゴミになる。これに対する批判の声も大きくなってきたため、CSR活動として取り組むようになったのだと思う。

ファストファッション大手のH&Mでも衣類の回収を実施し、積極的にCSR活動としてPRしてきた。しかし、回収された衣類は本当にリサイクルされているのだろうか? 新品の衣料でさえ、H&Mは2013年からデンマークだけでも年間12トンもの衣類を焼却処分しているという。デンマークのジャーナリストたちが明らかにした。
Why is H&M burning new clothes?(Greenpeace 2017/11/7)

20171205

コンビニでのポルノ雑誌販売停止、広まることを願う

大学生のとき、イギリスから来たばかりの留学生のチューターというのをしていた。日本語を勉強するのを手伝ったり、役所での手続きや買い物などでの言語サポートをしたり、いろんな相談にのったりする仕事。最初の任務は成田空港までの出迎えだった。イギリスでも日本語を勉強してきた彼らは、電車に乗ると日本語で書かれた文字を次々に発音しはじめた。

そのうちの1人が中吊り広告を読んでいて顔をしかめた。下世話な週刊誌の見出しが躍る中吊り広告は、汚らわしい言葉がたくさん並んでいた。わいせつな文言もあり、公共の場にこのような言葉があるなんてとんでもない、と思ったようだった。